だって時代は流れるものだから

今日は新月です。

新月から15日かけて月は満ち、満月になります。

そして、15日かけて月は欠け、新月となります。

だいたい、ひと月に一度、満月が現れる訳ですが、

この3月は、1日と30日に満月になる、珍しい月なんですって。

ひと月に2回満月になることを、ブルームーンと言って、

その2回目の満月を見ると、幸せになれるんだそうです(*'-'*)

ただ、このブルームーンという呼び名には曰くがあって、

ある記者が誤解したまま記事を書いて、それが広まり定着していった模様。

ま、堅いことはおいといて、

2010年はこのブルームーンが1月と3月の2回もある、ハッピーイヤーなんですって♪

どうかどうか、幸せな年になりますように…。



さて、月と言われて思いつく地名が大和市つきみ野だったので、

今日は「つきみ野」について調べてみました。

地名の由来は、この地域に月見草が生い茂っていたことから…となっています。

月見草って良く聞くけど、どんな花だろうと探してみると、ありました。

白くて可憐な花です。夕方開花するときには純白で、夜半には薄いピンク〜ピンクに変わり、

朝にはしぼんでしまう、儚い花なんだそうです。

生命力が弱くて野生化することも無く、滅多に見られないとか。

一般的に月見草と間違われ、呼び名が定着しつつある黄色い花は、

本当は待宵草(マツヨイグサ)という別花で、こちらの方は生命力が強く、日本各地に広がっているんですって。

・・・と、読んでいて、ここでふと思いました。

てことは、本当の月見草は野生化しなかったんだから、生い茂ることはないはず。

つきみ野」の由来となった月見草って、実はこの「待宵草」だったんじゃないかしらん。

命名された頃には、すっかり待宵草を月見草と呼ぶことが定着してしまっていて、

誰も間違いと思わなかったんじゃないでしょうか。

本来なら「まつよい野」だったのかも(笑)



ブルームーン然り、月見草然り、嘘からでた誠といっていいのかどうかは分かりませんが、

長い年月をかけて定着してきた今は、それが正解なのでしょうね。

その時代には間違いでも、この時代では正解ということが、実は少なくないような気がします。



あのお方なら、きっとこう言うわ。「これでいいのだ!」(○゚ε^○)