inじゃなくてout!

何だかモヤモヤして、自分の中がつまってる!と感じる時ってないですか?
まぁ実際に便秘の時は、つまってるものはハッキリしてる訳ですが、
そうじゃなくて、何がつまってるのかもよく分からない時ってないですか?
何だか良く分からないけど、スッキリしたいって思うとき。
ストレスなら「発散」ですけど、この場合はとにかく「出す」がピッタリ。


あるときたまたま読んだ本に、この「つまってる感」の答えをもらいました。
私たちの心と体を入れ物と考えると、日々、食べたものや飲んだもの、
感じたことや考えていることなんかが、どんどん溜まっていくことになります。
もちろん、排泄されるものもありますが、残るものもあります。
その残ったものがいっぱいになると、入れ物がつまる訳です。
入れたら出さないといけないんですね。
口から取り入れる食べ物だけじゃなくて、
頭や心に溜まる、知識や感情なんかも同じだったんです。


ネットや書籍やテレビからの情報も、毎日、それこそ常時流れ込んできます。
ただただ内へ取り込むだけではダメで、それらも外に出さないと、
入れ物の隙間を埋めているだけになってしまいます。


書いたり、話したり、作ったり・・・
そうすることで、自分の中に入ったものが、外へと出ていく訳です。
よく、心配事は紙に書き出すと心が落ち着くとか言いますが、
こんなことが関係しているのかもしれませんね。


「自分に足りないものは何?」と、つい考えてしまうけど、
もしかしたら今、足りないんじゃなくて、何かが多過ぎるのかもしれない。
いらないものを出さなきゃ、必要なものが入ってこれないんですね、きっと。