水難事故に気をつけよう

子供たちが夏休みになるこれからの時期、心配なのは水難事故です。
毎年必ず何件かの死亡事故があり、子供や若者が命を落とすことに、
やりきれない思いになります。


特に子供は、水遊びが大好きですよね。
自然と水のある場所に吸い寄せられるようです。


神奈川県では平成22年中、水難事故により亡くなったのは21人(うち行方不明1人)。
海13人、河川7人、プール1人だったそうです。(神奈川県警HPより)
今年、すでに死亡事故が出てしまったようですが、どうか1件でも少なく済みますように。
子供たちにとって、楽しい水遊びのままでありますように。


海や川、プールでは、大人が目を離さないようにするのは絶対のことです。
万が一、子供が溺れてしまったときに自分が助けられるかどうか、
遊びに行く前に、心構えをしておくことも必要だと思います。
絶対に大丈夫とは、誰も言い切れませんからね。


局所的豪雨が多くなっている昨今、川が突然に増水する危険が高まります。
例え今いる場所に雨が降らなくても、上流で豪雨になれば、
あっという間に水かさが増えてしまいます。
天候情報に気を配り、早めの判断をすることが大切ですね。


子供たちだけで、ため池などの立ち入り禁止場所に入って遊び、
事故にあうケースもあります。
日頃から、危険性を話して聞かせることはもちろんですが、
大人が悪い見本を見せないことも大切だと思います。
例えば、大人が立ち入って釣りなどしているのを見て、入っても大丈夫なんだ!と
思ってしまうことだってあると思うんです。
何気なくやってしまった行為が、巡り巡って子供の命を奪っているということも
あるかもしれない。
こと子供の安全に関しては、大人が気を付けて気を付けすぎることはないと
マチコは思っています。


全ての子供たちに、事故なく楽しい夏を過ごして欲しいです。