優雅には必死がつきもの?
コーヒーときたら紅茶も調べなくっちゃね〜ってことで、今日は紅茶。
マチコは幼少の頃にテレビで見た「はじめて物語」(たぶん、こんな名前だった)の
“アジアからヨーロッパへ船で運ばれたお茶っ葉が、長い航海の間に発酵して、
着いた時には紅茶の葉になっていた”という話を、今の今まで信じていました。
ところが・・・なんと俗説だったことが判明。ガーン( ̄□||||!!
私の数十年を返せ!ってなワケはありませんが、地味にショック。
モグたん(番組のキャラクター。たぶんこんな名前だった。)嘘、ついたね?
まぁ、それは置いといて。
コーヒーもそうですが、歴史的にも紅茶は相当魅惑的な存在だったんですね。
紅茶といえばイギリスだけど、その昔、あまりに国内で紅茶が消費されて、
中国からの輸入量が増え、支払い対価となる銀が流出するからって、
それをどうにか防ごうと、反対にアヘンを輸出(それも密輸!)することで
相殺しようとしました。それが、戦争にまで発展してしまったんですね。
紅茶の対抗馬(?)が麻薬って・・・
現代から見たら「そりゃやりすぎだろ〜」と突っ込みたくなりますが( ̄ー ̄;
それくらい、沢山飲まれていたってことです。
でも紅茶のイメージって、そんな血生臭い話とはかけ離れた
ゆったり〜まったり〜アフタヌ〜ン♪な感じなんですけど、違います?
歴史の中で、イギリスが必死に紅茶葉を確保しようとしていたことを知って、
何だか、優雅に見えてもその実、水面下ではもの凄く水を掻いてる白鳥を想いました。
これまた、深いですねー。