活き金、死に金

先日テレビを見ていたら、大阪の生活保護受給者の様子がやっていました。
受給日の朝早くから、役所の前にできる長蛇の列。
開所するやいなや、ドッとなだれ込む人々。


しばらくすると、現金を握りしめた人が建物から出てきて、
おもむろにタクシーを拾いその場から去ってゆきます。
その行く先は・・・


なんとパチンコ店でした。


そして別の日の特集では、精神病を装って複数の病院へ掛かり、
大量の薬を手に入れては、売りさばく人の姿を映していました。
医療費や薬代はタダ。私達の税金です。
その収入が何に消えるかといえば・・・やはりパチンコでした。


テレビ番組側の視点としては、私達の血税が不正に受給されている点、
行政の甘さを訴えるモノなんだと思います。


でもマチコ的には、そういったおカネの大きな部分が、
パチンコ店へ流れているということに、興味をひかれました。
ギャンブル全般と言うべきでしょうか。


依存症なのに、そうと気付かない人達が、
生活保護を受けざるを得なくなるのか。
生活保護を受ける生活から、なかなか脱却できないことが
依存症を生むのか。


どちらにしても、まずはこの人達の依存症を克服しなければ、
あまりにも無意味な悪循環に思えてなりません。
どうせ税金が使われるのなら、依存症を治療することに使えないのでしょうか。


よくよく考えてみれば、ギャンブルは絶対に店が損するようにはなってませんよね。
客が払った分より多く、店が還元すれば赤字です。

例えばそれが100万円だったとして、105万円は絶対に出さない訳ですよ。
90万円とか、80万円とかなんです。それを客の何人かで分けているってことです。


個人個人で見れば、たくさん勝つ人もいるでしょう。
でも全体で考えれば、入ってくる金額より多くは、店は絶対に出さない。


だから、店に行く回数が多ければ多いほど“出すおカネより戻るおカネが少ない”
ということに収束していくということですよ。


店に行く回数が多い人=依存症の人
“出すおカネより戻るおカネが少ない”に収束していく=絶対に損する


つまり、依存症の人は絶対に損するようになっています。
え? だいぶ強引にまとめたって? (* ̄∇ ̄*)まーまー



“よくよく考えて”みれない人は、すでに病気ということです。
それが依存症なんだと思います。


税金は、本当に必要な人に、適切なカタチで届く活きカネであって欲しい。
死にカネを払うほど、私達に余裕はありません。



パチンコ屋さんから、自分らだって税金を払ってる!と文句言われそー(笑)
でも聞こえなーい(笑)(笑)