口蹄疫パンデミック
宮崎県で被害が拡大している口蹄疫問題。ついに県知事が非常事態宣言を出すまでに発展し、
国もようやく危機感をもったという印象を受けています。
中国・韓国でも感染が拡大しており、いまや口蹄疫パンデミックと言える状況ではないでしょうか。
現場農家の方々、関係者の方々の心労は、とてつもないものとお察しします。
国の対応の遅れ、大臣の態度等々、思うところは限りなくありますが、
今はただただ、一刻も早く事態が終息すること、被害が拡大しないことを祈るばかりです。
全頭殺処分となった農家の方の心境を思うと、いたたまれません。
また、実際に手を下す獣医師の精神的苦痛も、想像を超えるものでしょう。
そして、殺処分という名で奪われる、膨大な数の命。
家畜として存在している限りいつかは殺される運命とはいえ、あまりに不条理な死です。
見えないウイルスとの戦い、風評被害の恐怖、動物達への申し訳なさ・・・
そんな中にあって、プロゴルファー横峯さくらさんの行動は、
現地の方々の心に、明るい光をもたらしたに違いありません。
獲得した優勝賞金1,200万円を全額寄付するなんて、本当に凄いです!
報道規制されていたこともあり、パニックといえる状態の今、情報が錯綜しています。
遠く離れた場所にいる私達ができるのは、冷静でいることだと思います。
様々な情報から、何が重要か、より真実に近いのはどれかを、自分で考え判断することでしょう。
これは、命を増やし、売買し、消費することで生きている、私達人間への罰なのでしょうか。
だとすれば、農家や関係者の方々だけがその荷を背負うことは間違っています。
それを買い、食べている私達も同じ罪です。
微々たる力ですが、自分にもできることをしようと思う、マチコです。
被害の中心地↓