雨の名前
今日は日中ほとんど雨でした。猛暑が一休みで少しホッとしました。
雨といえばその降り方や時期によって、いくつもの名前があります。
俳句でも、雨は風情あるものとしてたくさん季語になっています。
その中から少し紹介すると・・・
夏の代表的な雨なら「夕立」、日照りが続いた後に降る雨は「喜雨(きう)」です。
陰暦5月28日に降る雨を「虎が雨」と言います。愛人を亡くした遊女の涙が所以です。
よく漢字検定なんかで出題される「五月雨(さみだれ)」は、5月の雨ではなく梅雨のこと。
俳句では「五月雨るる(さみだるる)」なんて良く使いますが、ホントに風情があるなぁと思います。
日本語って美しい!と、心から思うマチコです。
ともすれば憂鬱になりがちな雨の日ですが、この雨に名前を付けたら・・・なんて過ごすのもイイかも(^v^)
いつの日か「ゲリラ豪雨」も季語になるんでしょうか。いや、ならないな。美しくないもの。
被災地の方々に、心よりお見舞い申し上げます。一日も早く元の日常が戻りますように。