現実と夢の境界

フロリダ州のディズニーワールド近くに、“セレブレーション”という
ウォルト・ディズニー社が開発した住宅地があるそうです。


景観や治安の良さを重視した街づくり、学校・病院・娯楽施設などもクオリティーが高く、
周辺の開発物件より3〜5割高い価格で取り引きされるとか。
ディズニーワールドに遊びに来た孫が、帰りに遊びに寄るという利点もあり、
リタイアしたシニア世代にも人気が高いんだそうです。


ゴミひとつ落ちていない通りや、テーマパーク並みの特殊効果など、
正に「夢の街」を現実化するために、住民は高い管理費を支払っているんですって。
ですが近年の厳しい不況で、この「夢の街」にもローンの返済が滞り、
差し押さえされる物件が増えているとのこと。


何だか切ない話ですね。
いつまでも、夢を見ている訳にはいかないってことでしょうか。


ディズニーリゾートへ行くと、大人でもワクワクしますよね。
夢の世界、日常から離れた別世界を味わえます。
あぁ、ココに住めたらどんなにいいか。毎日楽しく暮らせそう♪
なーんて、誰しも思ったことあるんじゃないでしょうか。


でも本当にそんな「夢の世界」で「日常」を過ごすことができるのかなぁと
“セレブレーション”の記事を読んで、考えてしまったマチコ。
夢はいつか覚める。どこかしらに歪みが出てくるように思えてなりません。
きっとマチコの思考が純粋でないからですね〜 (・ε・。)


おカネってめちゃくちゃ現実だと思うんですが、おカネを出せば手に入る「夢の世界」って・・・
考えてみれば不思議ですよね。